御嶽宿は中山道六十九次の第49宿で、日本橋から約348.5kmの位置にあります。現在の岐阜県可児郡御嵩町に位置し、名鉄御嵩駅から徒歩圏内にある宿場です。本陣1軒・旅籠28軒を擁し、大井宿以来24km続いた補給困難区間を抜けた最初の充実した拠点です。
御嶽宿は願興寺(蟹薬師)の門前町として栄えた宿場です。商家竹屋資料館など歴史的な見どころもあります。名鉄広見線(可児〜御嵩間)が乗り入れていますが、利用者減少により廃線が検討されています。鉄道でのアクセスを予定している方は最新の運行状況を必ず確認してください。
本記事では、御嶽宿を実際に徒歩で訪れる方のための実用情報をお伝えします。
この宿場を歩いた方、最新の補給・トイレ情報や気づいたことをコメント欄で教えていただけると助かります。
本記事は実際に徒歩で通過した際の情報や作成時点での最新情報をもとに作成しています。本記事は宿場町エリア内の実在情報のみを精査して掲載しています。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 宿名 | 御嶽宿 |
| 所在地 | 岐阜県可児郡御嵩町 |
| 宿場番号 | 第49宿 |
| 日本橋からの距離 | 348.5km |
| 次の宿場 | 伏見宿 |
| 本陣 | 1軒 |
| 旅籠 | 28軒 |
| 徒歩での特徴 | 名鉄御嵩駅至近・十三峠以来の補給回復拠点・願興寺(蟹薬師)・商家竹屋資料館・名鉄広見線廃線の可能性あり |
| 最終確認日 | 2026年7月 |
歴史・背景
御嶽宿は中山道の第49宿として整備されました。日本橋から約348.5kmの距離にあり、細久手宿と伏見宿の間に位置します。
本陣1軒・旅籠28軒を擁する比較的大きな宿場でした。願興寺(蟹薬師)の門前町として発展し、宗教的な拠点と宿場が一体化した独特の町です。
願興寺は天台宗の古刹で、「蟹薬師」の通称で親しまれています。本尊の薬師如来は重要文化財に指定されています。
御嵩は古代から交通の要衝で、東山道(中山道の前身)の時代から人が往来していました。宿場の名前は「御嶽(みたけ)」で、「嵩」の字を使う地名とは区別されます。
特徴・見どころ

■ 願興寺(蟹薬師)
天台宗の古刹で、御嶽宿の中心に位置します。
「蟹薬師」の通称で親しまれています。
本尊の薬師如来は重要文化財です。
境内の雰囲気は落ち着いていて、休憩を兼ねて参拝できます。
■ 商家竹屋資料館
旧商家を活用した資料館です。
御嶽宿の歴史や中山道の資料が展示されています。
無料で見学できます(要開館確認)。
■ 本陣跡・脇本陣跡
本陣跡・脇本陣跡の表示があります。
宿場の中心を確認できます。
■ 旧街道の町並み
御嵩の旧街道沿いに古い建物が残っています。
大井宿以来の「宿場らしい」町並みを感じられます。
歩く人向け実用情報

コンビニ・補給情報
御嶽宿は大井宿以来、初めて確実な補給ができる拠点です。
【名鉄御嵩駅周辺】
コンビニがあります。
飲料・食料の購入が確実に可能です。
大井宿から24km続いた補給困難区間がここで終わります。
【御嵩町内の商店】
スーパーがあります。
翌日以降の行動食も購入可能です。
▶ 補給戦略:御嶽宿は待ちに待った補給回復ポイントです。
ここでしっかり補充してください。
次の伏見宿方面は都市部に入っていくため補給の心配は減ります。
トイレ情報
【名鉄御嵩駅】
駅にトイレがあります。
【コンビニ】
トイレ利用可能です。
【願興寺境内】
トイレがある場合があります。
▶ トイレ戦略:御嶽宿ではトイレに困りません。
大井宿以来のトイレ安心環境です。
休憩スポット
【名鉄御嵩駅の待合室】
座って休憩できます。
【願興寺境内】
参拝しながら休憩できます。
境内のベンチで一息つけます。
【コンビニのイートインスペース】
座って飲食しながら休めます。
▶ 十三峠・琵琶峠を越えてきた場合は
御嶽宿でしっかり休憩してください。
飲食・補給ポイント
【コンビニ】
手軽な食事が購入可能です。
【御嵩町内の飲食店】
蕎麦屋・定食屋があります。
大井宿以来の「座って食べる食事」が可能です。
▶ 食事戦略:御嶽宿で久しぶりの食事を楽しんでください。
大井宿から約24km、携行食だけだった体に温かい食事を。
宿泊ポイント
【御嵩町内】
宿泊施設は限られますが、旅館・民宿があります。
【名鉄で可児方面へ移動】
名鉄広見線で可児市方面に移動すれば、
ビジネスホテルの選択肢が増えます。
※ 名鉄広見線(可児〜御嵩間)は廃線が検討されています。
最新の運行状況を事前に確認してください。
▶ 宿泊戦略:御嶽宿周辺で宿泊するか、
名鉄で可児に移動して宿泊するのが一般的です。
翌日は伏見宿方面へ進みます。
注意ポイント(徒歩視点)
【名鉄広見線(可児〜御嵩間)の廃線の可能性】
名鉄広見線の可児〜御嵩間は利用者減少が続いており、
廃線が検討されています。
鉄道でのアクセスを予定している方は、
最新の運行状況を名鉄公式サイトで必ず確認してください。
廃線後はバスまたはタクシーでのアクセスとなります。
【大井宿からの疲労蓄積】
大井宿から十三峠・琵琶峠を越えてきた場合、
御嶽宿到着時点で相当な疲労が蓄積しています。
無理せず御嶽宿で休息を取ってください。
【商家竹屋資料館の開館日】
開館日・時間を事前に確認してください。
休館日があります。
歩きやすさ評価
| 項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| 総合難易度 | ★☆☆☆☆ | 平坦な市街地で困ることはありません |
| 補給充実度 | ★★★★☆ | コンビニ・スーパーあり、大井宿以来の回復 |
| トイレ安心度 | ★★★★☆ | 駅・コンビニで安心 |
| 歩道安全性 | ★★★★☆ | 市街地で安全です |
| ナビの分かりやすさ | ★★★★☆ | 駅を目印に歩けば迷いません |
| 景観 | ★★★☆☆ | 願興寺・旧街道の雰囲気があります |
| 疲労度 | ★☆☆☆☆ | 平坦な市街地で疲労はありません |
| 高低差 | ★☆☆☆☆ | 宿場内はほぼ平坦 |
実際に歩いた管理人のひとこと
御嶽宿。
大井宿以来、初めての「まともな補給」。
十三峠。琵琶峠。大湫宿。細久手宿。
約24kmの山中を歩いてきた。
その間、コンビニゼロ。飲食店ゼロ。
そしてようやく御嶽宿。コンビニがある。
おにぎりを買って食べたとき、涙が出そうになりました。
大げさではなく。
名鉄御嵩駅がある。電車が来る。
「いつでも帰れる」安心感。
ただしこの名鉄広見線は廃線が検討されています。
いつまであるか分からない。
願興寺の静かな境内で一息つく。
蟹薬師に旅の安全を祈る。
ここまで無事に来られたことに感謝する。
御嶽宿は「生還の宿場」です。
まとめ
御嶽宿は中山道第49宿で、大井宿以来の補給回復拠点です。
名鉄御嵩駅至近ですが、広見線(可児〜御嵩間)は廃線が検討されています。
願興寺(蟹薬師)・商家竹屋資料館が見どころです。
次の伏見宿まで約5km。平坦な道で里歩きが続きます。
街道現地情報募集
街道歩きに役立つ現地情報を募集しています。通行止め・補給・トイレ・危険箇所など、お気づきの情報をお寄せください。

関連リンク
・出発宿場:細久手宿

・到着宿場:伏見宿

・前の区間:細久手宿〜御嶽宿

・次の区間:御嶽宿〜伏見宿



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