日本橋|東海道・中山道・甲州街道・日光街道・奥州街道——五街道の全てはここから始まる

日本橋(東京都中央区)五街道の起点 五街道

東海道。中山道。甲州街道。日光街道。奥州街道。
五街道の全てが、この一つの橋から始まります。

日本橋。東京都中央区。
江戸幕府が慶長9年(1604年)に五街道の起点と定めた場所。
現在も「日本国道路元標」がこの橋の中央に埋め込まれており、
全国の国道の起点はここです。

五街道を歩く旅は、全てここから始まります。
東海道を歩くなら品川方面へ。中山道を歩くなら板橋方面へ。
甲州街道は内藤新宿へ。日光街道・奥州街道は千住方面へ。
どの道を選んでも、出発地はこの日本橋です。

日本橋(東京都中央区)五街道の起点
五街道すべての起点・日本橋。頭上を首都高が覆いますが、橋自体は明治44年の石造アーチ橋が現役です。

日本橋 基本情報

項目内容
所在地東京都中央区日本橋室町1丁目
五街道の起点東海道・中山道・甲州街道・日光街道・奥州街道
現在の橋明治44年(1911年)完成・石造二連アーチ橋
国の重要文化財指定(1999年)
最寄り駅東京メトロ半蔵門線・銀座線 三越前駅 B6出口(徒歩0分)
最終確認日2026年7月

五街道の起点——なぜ日本橋なのか

慶長9年(1604年)、徳川家康は日本橋を五街道の起点と定めました。
江戸城の正面玄関にあたるこの場所から、
全国への大動脈が放射状に伸びる——
これが江戸幕府の交通政策の根幹でした。

五街道とその行先:
東海道(日本橋→京都三条大橋): 513km・53宿
中山道(日本橋→京都三条大橋): 537km・69宿
甲州街道(日本橋→下諏訪宿): 約210km・38宿 ※中山道に合流
日光街道(日本橋→日光坊中): 約140km・21宿
奥州街道(日本橋→白河宿): 約180km・27宿

東海道と中山道は同じ京都を目指しますが、ルートが全く違います。
東海道は太平洋岸を、中山道は内陸の山岳地帯を通ります。
どちらも日本橋から出発し、草津宿で合流して京都に至る——
その出発点がこの橋です。


現在の日本橋——明治の石橋が現役

現在の日本橋は明治44年(1911年)に架け替えられた石造アーチ橋。
国の重要文化財に指定されています。
橋の長さは49m、幅は27m。
花崗岩と安山岩で造られた二連アーチの美しい橋です。

日本橋の麒麟像
日本橋の四隅に立つ麒麟像。翼を持つ独特の姿は東京市の繁栄を願って設置されたものです。

橋の四隅には翼を持つ麒麟像が立っています。
「ここから旅立つ」象徴として翼が付けられたと言われています。
橋の中央には獅子像も。
明治の東京が威信をかけて造った橋の風格を感じます。

頭上を首都高速道路が覆っているのが惜しいところですが、
2040年頃を目標に首都高の地下化工事が進行中です。
将来的には空が見える日本橋が復活する予定です。


日本国道路元標——全ての道の起点

日本国道路元標(日本橋中央)
日本橋の中央に埋め込まれた日本国道路元標。ここが全国の国道の起点です。

日本橋の中央(車道部分)に「日本国道路元標」が埋め込まれています。
国道1号(東海道)、国道4号(日光街道・奥州街道)、
国道17号(中山道)、国道20号(甲州街道)——
これら主要国道の起点が全てこの一点に集約されています。

車道中央にあるため普段は近づけませんが、
橋の北西側の歩道にレプリカの元標が設置されています。
記念撮影はレプリカで。
「ここが全ての道の始まり」を実感できるスポットです。


アクセス——三越前駅B6出口が最短

三越前駅B6出口(日本橋に最も近い地下鉄出口)
日本橋に最も近い地下鉄出口は三越前駅B6出口。出てすぐ目の前が日本橋で、五街道歩きのスタート地点に直結しています。

日本橋に最も近い出口は東京メトロ三越前駅のB6出口です。
出口を出た瞬間に日本橋が目の前にあります。
五街道歩きの出発は、ここからスタートしてください。

その他のアクセス:
東京メトロ銀座線・東西線 日本橋駅(B12出口)徒歩3分
JR東京駅 八重洲北口 徒歩10分
都営浅草線 日本橋駅 徒歩5分


五街道歩きの出発——ここから歩き始める

五街道歩きを始める日。
まず日本橋に立ち、道路元標を確認し、記念撮影をしてから歩き出す——
これが街道歩きの「儀式」です。

各街道への最初の一歩:
東海道を歩く場合: 日本橋から南へ。銀座→品川方面
中山道を歩く場合: 日本橋から北西へ。本郷→板橋方面
甲州街道を歩く場合: 日本橋から西へ。四谷→新宿方面
日光街道・奥州街道を歩く場合: 日本橋から北へ。上野→千住方面

どの街道を歩くにせよ、最初の数kmは東京都心の市街地歩きです。
補給・トイレは全く困りません。
まずは日本橋の写真を撮って、旅の第一歩を踏み出してください。


管理人の体験——全てはここから始まった

東海道を歩き始めた日。
中山道を歩き始めた日。
どちらも、この日本橋から出発しました。

朝、三越前駅のB6出口を出る。
目の前に日本橋。首都高に覆われた、少し不思議な光景。
道路元標のレプリカに手を触れて、「行ってきます」と心の中で言う。
そして歩き始める。

東海道なら品川方面へ。513kmの旅の始まり。
中山道なら板橋方面へ。537kmの旅の始まり。
どちらの旅も、ゴールの京都三条大橋にたどり着いたとき、
「あの日本橋から歩いてきたのだ」と思い出す。
全ての原点がここにあります。


日本橋——五街道の全てが始まる場所

日本橋は東海道・中山道・甲州街道・日光街道・奥州街道、
五街道全ての起点です。
明治44年の石造アーチ橋が現役で、国の重要文化財。
日本国道路元標が橋の中央に埋め込まれています。

アクセスは三越前駅B6出口が最短。
五街道歩きの出発地として、まずここに立つことから旅が始まります。


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