上松宿は中山道六十九次の第38宿で、日本橋から約280.5kmの位置にあります。現在の長野県木曽郡上松町に位置し、木曽檜の里として知られる宿場です。本陣1軒・旅籠35軒を擁し、木曽十一宿の中でも大きな規模の宿場でした。
上松宿の最大の見どころは「寝覚の床(ねざめのとこ)」です。木曽川が花崗岩を削って作り上げた奇岩の景勝地で、国の名勝に指定されています。浦島太郎が目覚めた場所という伝説が残る幻想的な景観です。
本記事では、上松宿を実際に徒歩で通過する方のための実用情報をお伝えします。
この宿場を歩いた方、最新の補給・トイレ情報や気づいたことをコメント欄で教えていただけると助かります。
本記事は実際に徒歩で通過した際の情報や作成時点での最新情報をもとに作成しています。本記事は宿場町エリア内の実在情報のみを精査して掲載しています。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 宿名 | 上松宿 |
| 所在地 | 長野県木曽郡上松町 |
| 宿場番号 | 第38宿 |
| 日本橋からの距離 | 280.5km |
| 次の宿場 | 須原宿 |
| 本陣 | 1軒 |
| 旅籠 | 35軒 |
| 徒歩での特徴 | 寝覚の床(名勝)・赤沢自然休養林・木曽檜の里・旅籠35軒の大きな宿場 |
| 最終確認日 | 2026年7月 |
歴史・背景
上松宿は中山道の第38宿として整備されました。日本橋から約280.5kmの距離にあり、福島宿と須原宿の間に位置します。
上松宿は旅籠35軒を擁する木曽十一宿の中で最大級の宿場でした。これは上松が木曽檜の集散地として栄え、材木に関わる人々の往来が多かったことを示しています。
木曽の檜は「木曽五木」として江戸時代に尾張藩により厳しく管理され、「檜一本首一つ」と言われるほどの伐採禁止令が敷かれました。その管理の拠点がこの上松周辺であり、木材の管理・流送に関わる人々で宿場は賑わいました。
寝覚の床は江戸時代から名勝として知られ、歌川広重の「木曽海道六十九次」にも描かれています。現在も中山道歩きのハイライトの一つです。
特徴・見どころ

■ 寝覚の床(ねざめのとこ)
木曽川が花崗岩を削り上げた奇岩の景勝地です。
国の名勝に指定されています。
浦島太郎がここで目覚めたという伝説が残ります。
白い花崗岩とエメラルドグリーンの水が幻想的です。
JR上松駅から徒歩約20分で展望台に行けます。
中山道歩きで必ず立ち寄りたい名勝です。
■ 赤沢自然休養林
日本三大美林の一つ「木曽檜」の森です。
樹齢300年を超える木曽檜の巨木が林立します。
森林浴発祥の地としても知られています。
上松宿から車で約30分の場所にあります。
時間に余裕があればぜひ訪れてください。
■ 旧中山道の宿場通り
旅籠35軒を擁した大きな宿場の通りです。
木曽路の中で屈指の規模を誇った宿場の面影が残ります。
■ 木曽川の流れ
上松宿は木曽川沿いに位置します。
宿場から見る木曽川の流れは力強く美しいです。
■ 木曽檜の里としての歴史
町のあちこちに木曽檜に関する案内があります。
「檜一本首一つ」の厳しい管理の歴史を学べます。
歩く人向け実用情報
コンビニ・補給情報
上松宿の補給環境は一定程度整っています。
【JR上松駅周辺】
商店・自販機があります。
基本的な補給が可能です。
【上松宿の町中】
小さな商店があります。
自販機は数か所あります。
▶ 補給戦略:JR上松駅周辺で補給を済ませてください。
次の須原宿まで7kmは補給が限られます。
水分・食料を確保してから出発しましょう。
トイレ情報
【JR上松駅】
駅にトイレがあります。
【寝覚の床付近】
展望台や臨川寺付近にトイレがあります。
【町中の公共施設】
公民館等にトイレがある場合があります。
▶ トイレ戦略:JR上松駅または寝覚の床付近で利用してください。
次の須原宿に向かう前に必ず済ませてください。
休憩スポット
【寝覚の床展望台】
名勝を眺めながら休憩できます。
ベンチが設置されています。
【JR上松駅前】
駅のベンチで休憩可能です。
【宿場の通り沿い】
静かな旧街道沿いで休憩できます。
▶ 寝覚の床の見学を兼ねた休憩がおすすめです。
名勝を楽しみながら足を休めてください。
飲食・補給ポイント
【JR上松駅周辺】
食堂・蕎麦屋が数軒あります。
営業日・時間を事前に確認してください。
【寝覚の床付近】
観光客向けの食事処がある場合があります。
▶ 食事戦略:JR上松駅周辺で食事をとるのが確実です。
営業状況は事前に確認してください。
確実な食事が必要な場合は前の福島宿で済ませておくのも手です。
宿泊ポイント
【上松宿内】
旅館・民宿があります。
事前予約をおすすめします。
【JR上松駅周辺】
駅から徒歩圏内に宿泊施設があります。
▶ 宿泊戦略:上松宿で宿泊する場合は事前予約が安心です。
選択肢が少ない場合は福島宿(前泊)や
電車で木曽福島方面に戻ることも検討してください。
注意ポイント(徒歩視点)
【寝覚の床見学の所要時間】
寝覚の床の見学には往復40分〜1時間程度かかります。
行程に余裕を持って計画してください。
岩場を歩く箇所があるので足元に注意してください。
【赤沢自然休養林へのアクセス】
赤沢自然休養林は上松宿から車で約30分です。
徒歩でのアクセスは困難です。
訪問する場合は別途交通手段が必要です。
開園期間(例年4月下旬〜11月上旬)を確認してください。
【次の須原宿まで7km】
上松宿から須原宿までは約7kmで標高差190mの下りです。
途中の補給は限られますので事前に準備してください。
【JR上松駅へのエスケープ】
中央本線が利用できます。
塩尻方面・中津川方面いずれにも移動可能です。
歩きやすさ評価
| 項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| 総合難易度 | ★☆☆☆☆ | 宿場自体は平坦で困ることはありません |
| 補給充実度 | ★★★☆☆ | 商店・自販機があり基本的な補給は可能です |
| トイレ安心度 | ★★★☆☆ | JR上松駅・寝覚の床付近で利用可能です |
| 歩道安全性 | ★★★★☆ | 静かな町中で安全に歩けます |
| ナビの分かりやすさ | ★★★★☆ | 駅前を中心に分かりやすい町です |
| 景観 | ★★★★★ | 寝覚の床は木曽路屈指の名勝です |
| 疲労度 | ★☆☆☆☆ | 宿場エリアは平坦で疲労はありません |
| 高低差 | ★☆☆☆☆ | 宿場内はほぼ平坦です |
実際に歩いた管理人のひとこと
上松宿の主役は「寝覚の床」です。
白い花崗岩の奇岩群。エメラルドグリーンの水。
木曽川が気の遠くなるような時間をかけて彫り上げた彫刻。
浦島太郎がここで目覚めたという伝説も頷ける、
現実離れした景観です。
中山道を歩いていると、たまにこういう「ご褒美」があります。
何日も歩き続けて、疲れて、汗をかいて、
そんな中で出会う絶景は格別です。
旅籠35軒は木曽十一宿で最多レベル。
木曽檜の集散地として多くの人が行き交った証です。
「檜一本首一つ」の時代、
この森の木一本一本が尾張藩の財産でした。
寝覚の床に立ち寄る時間は必ず確保してください。
中山道歩きのハイライトの一つです。
まとめ
上松宿は中山道第38宿で、寝覚の床と木曽檜の里の宿場です。
旅籠35軒の大きな宿場で、寝覚の床は必見の名勝です。
JR上松駅周辺で補給を済ませ、次の須原宿へ向かいましょう。
次の須原宿まで7km、木曽川沿いに下ります。
街道現地情報募集
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関連リンク
・出発宿場:福島宿

・到着宿場:須原宿

・前の区間:福島宿〜上松宿

・次の区間:上松宿〜須原宿



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