沓掛宿とは?星野温泉至近の高原宿場・中軽井沢を徒歩で解説

沓掛宿の宿場碑 中山道

沓掛宿は中山道六十九次の第19宿で、日本橋から約142.5kmの位置にあります。現在の長野県軽井沢町中軽井沢に位置し、しなの鉄道中軽井沢駅周辺がかつての宿場にあたります。本陣1軒・旅籠13軒の小規模な宿場で、高原の静かな環境が特徴です。明治以降は軽井沢の発展に隠れ、宿場としての面影はほとんど残っていません。

本記事では、沓掛宿を実際に徒歩で通過する方のための実用情報をお伝えします。

この宿場を歩いた方、最新の補給・トイレ情報や気づいたことをコメント欄で教えていただけると助かります。

本記事は実際に徒歩で通過した際の情報や作成時点での最新情報をもとに作成しています。本記事は宿場町エリア内の実在情報のみを精査して掲載しています。


基本情報

項目内容
宿名沓掛宿
所在地長野県北佐久郡軽井沢町中軽井沢
宿場番号第19宿
日本橋からの距離142.5km
次の宿場追分宿
本陣1軒
旅籠13軒
徒歩での特徴高原型・小規模宿場・中軽井沢駅周辺・星野温泉至近・静かな宿場跡
最終確認日2026年7月

歴史・背景

沓掛宿は中山道の第19宿として整備されました。日本橋から約142.5kmの距離にあり、碓氷峠を越えてきた旅人が一息つく宿場でした。

軽井沢宿・沓掛宿・追分宿は「浅間三宿」と呼ばれ、浅間山麓の高原に連なる宿場群として知られていました。沓掛は「沓(くつ=わらじ)を掛ける」が語源とされ、旅人がここでわらじを履き替えたことに由来します。

本陣1軒・旅籠13軒と小さな宿場でしたが、明治時代の大火で宿場の建物の多くが失われました。その後は「中軽井沢」として避暑地開発が進み、宿場町としての姿は現在ほとんど残っていません。


特徴・見どころ

沓掛宿の宿場碑
沓掛宿碑。中軽井沢の旧街道沿いにひっそりと立っています

■ 中軽井沢駅周辺(旧沓掛宿中心部)
かつての宿場の中心地です。
宿場の面影はほとんどありませんが、旧中山道の道筋は残っています。
駅前に沓掛宿に関する案内板が設置されています。

■ 星野温泉トンボの湯(中軽井沢駅から徒歩20分)
大正時代から続く温泉施設で、日帰り入浴が可能です。
中山道歩きの疲れを癒すのに最適なスポットです。
旧街道からはやや離れますが、立ち寄る価値があります。

■ 長倉の牧跡(中軽井沢周辺)
古代から馬の放牧地だった歴史を伝える場所です。
中山道と馬の歴史的な繋がりを感じられます。


歩く人向け実用情報

しなの鉄道中軽井沢駅
沓掛宿の最寄り駅・しなの鉄道中軽井沢駅。区切り歩きの拠点になります

コンビニ・補給情報

沓掛宿の補給はJR中軽井沢駅周辺に限られます。

【中軽井沢駅周辺】
駅前にコンビニ・小規模スーパーがあります。
確実に補給できるポイントです。

【国道18号沿い】
国道沿いにコンビニ・飲食店が点在しています。

▶ 補給戦略:次の追分宿まで約4kmあります。
中軽井沢で補給を済ませてから出発してください。
追分宿周辺も補給は限定的です。


トイレ情報

【中軽井沢駅構内】
駅にトイレがあります。確実に利用できます。

【コンビニ】
駅周辺のコンビニでトイレ利用が可能です。

【星野温泉トンボの湯(立ち寄る場合)】
施設内にトイレがあります。

▶ トイレ戦略:駅で済ませてから出発するのが確実です。


休憩スポット

【中軽井沢駅前広場】
駅前にベンチがあり、休憩に利用できます。

【駅周辺のカフェ】
軽井沢エリアらしいカフェが数軒あります。
座って休憩したい場合におすすめです。

▶ 高原の涼しい空気の中で気持ちよく休憩できます。


飲食・補給ポイント

【中軽井沢駅周辺】
蕎麦屋・カフェ・洋食店などが点在しています。
軽井沢エリアらしいおしゃれな飲食店が多いです。

【国道18号沿い】
チェーン系飲食店もあります。

▶ 食事戦略:中軽井沢は飲食店の選択肢がそこそこあります。
高原の蕎麦屋で食事をするのがおすすめです。


宿泊ポイント

【中軽井沢周辺】
ペンション・旅館・ホテルがあります。
軽井沢エリアのため宿泊施設は比較的豊富です。

【星野エリア】
星野リゾート系の高級施設があります。
予算に余裕がある方は特別な体験ができます。

▶ 宿泊戦略:碓氷峠越え後の宿泊地として最適です。
翌日は追分宿方面へ高原歩きを楽しめます。


注意ポイント(徒歩視点)

【宿場の面影が少ない】
明治の大火で宿場の建物がほとんど失われています。
歴史的な建造物を期待すると物足りないかもしれません。

【星野温泉への距離】
旧街道から星野温泉まで片道20分ほどかかります。
立ち寄る場合は時間に余裕を持ってください。

【観光シーズンの混雑】
夏季・紅葉シーズンは軽井沢エリア全体が混雑します。
国道18号の歩道を歩く際は車の往来に注意してください。


歩きやすさ評価

項目評価コメント
総合難易度★☆☆☆☆平坦な高原の宿場で困ることはありません
補給充実度★★★☆☆駅周辺で一通り揃いますが選択肢は多くありません
トイレ安心度★★★★☆駅・コンビニで対応可能です
歩道安全性★★★★☆高原の静かなエリアで安全です
ナビの分かりやすさ★★★★☆旧街道の道筋は分かりやすいです
景観★★★☆☆高原の雰囲気は良いですが宿場の面影は薄いです
疲労度★☆☆☆☆宿場エリアは平坦で疲労はありません
高低差★☆☆☆☆ほぼ平坦です

実際に歩いた管理人のひとこと

沓掛宿は正直なところ「宿場の面影」はほとんど残っていません。

ただし、中軽井沢という場所自体が魅力的です。
標高960mの高原の空気、木立に囲まれた道、星野温泉。
宿場の歴史よりも「高原の街道歩き」を楽しむ区間です。

碓氷峠の後に星野温泉でゆっくりして、
翌朝追分宿に向けて出発する。このプランは最高です。

沓掛(わらじを掛ける場所)という地名に、旅人の足の疲れを想像できます。


まとめ

沓掛宿は中山道第19宿で、現在の中軽井沢にあたる小規模な高原の宿場です。

宿場の面影は薄いですが、補給は駅周辺で対応可能です。
星野温泉への立ち寄りは碓氷峠越え後の体に嬉しいポイントです。

次の追分宿まで4kmの高原歩きを楽しんでください。


街道現地情報募集

街道歩きに役立つ現地情報を募集しています。通行止め・補給・トイレ・危険箇所など、お気づきの情報をお寄せください。

街道現地情報募集

関連リンク

・出発宿場:軽井沢宿

軽井沢宿とは?碓氷峠を越えた先の高原リゾート宿場を徒歩で解説
中山道第18宿・軽井沢宿を徒歩で歩く人向けに解説。碓氷峠越え後の休息・補給・宿泊情報をまとめました。

・到着宿場:追分宿

追分宿|二つの街道が分かれる場所・追分節と文学者が愛した中山道第20宿
中山道第20宿・追分宿を徒歩で歩く人向けに解説。北国街道分岐・堀辰雄文学記念館・補給情報など実用情報をまとめました。

・前の区間:軽井沢宿〜沓掛宿

軽井沢宿〜沓掛宿|碓氷峠を越えた体を癒す高原3kmの散歩道
軽井沢宿から沓掛宿まで3kmを徒歩で歩く中山道区間ガイド。高原の散歩道・補給・見どころなど実用情報を解説。

・次の区間:沓掛宿〜追分宿

沓掛宿〜追分宿|浅間山を眺めて文学の里へ歩く中山道4kmの高原路
沓掛宿から追分宿まで4kmを徒歩で歩く中山道区間ガイド。浅間山の眺望・カラマツ並木・補給情報を解説。

コメント

タイトルとURLをコピーしました