浦和宿とは?中山道第3宿を徒歩で実際に歩く視点で解説

中山道

浦和宿は中山道六十九次の第3宿で、日本橋から約24.5kmの位置にあります。現在の埼玉県さいたま市浦和区に位置し、県庁所在地の中心市街地に宿場がありました。本陣1軒・旅籠15軒の小規模な宿場でしたが、現在は大規模な都市に発展しています。補給・休憩環境は五街道の宿場の中でも最高レベルで、あらゆるものが揃います。

本記事では、浦和宿を実際に徒歩で通過する方のための実用情報をお伝えします。

この宿場を歩いた方、最新の補給・トイレ情報や気づいたことをコメント欄で教えていただけると助かります。

本記事は実際に徒歩で通過した際の情報や作成時点での最新情報をもとに作成しています。本記事は宿場町エリア内の実在情報のみを精査して掲載しています。


基本情報

項目内容
宿名浦和宿
所在地埼玉県さいたま市浦和区
宿場番号第3宿
日本橋からの距離24.5km
次の宿場大宮宿
本陣1軒
旅籠15軒
徒歩での特徴都市型・補給非常に豊富・県庁所在地・平坦
最終確認日2026年7月

歴史・背景

浦和宿は中山道の第3宿として整備されましたが、規模は比較的小さく、本陣1軒、旅籠15軒にとどまっていました。これは前後の蕨宿・大宮宿との距離が短かったためとされています。

しかし明治以降は埼玉県庁が置かれたことで急速に発展し、現在は埼玉県の行政・商業の中心地として栄えています。旧中山道沿いには当時の面影はほとんど残っていませんが、調神社(つきじんじゃ)が宿場時代から旅人に親しまれていた神社として現存しています。

「浦和」の地名は「浦(入り江)の和(なぎ・穏やかな場所)」に由来するとされ、かつてこの付近まで海が入り込んでいた名残とも言われています。


特徴・見どころ

■ 調神社(つきじんじゃ)
浦和宿の鎮守で、「つきのみや」とも呼ばれる古社です。
鳥居がないことで知られ、狛犬の代わりに兎の像が置かれています。
旧中山道から徒歩3分で立ち寄れ、境内は静かで休憩にも使えます。

■ 浦和宿本陣跡付近(仲町交差点付近)
本陣があったとされる場所の周辺に説明板があります。
建物は現存せず、現在は商業ビルが立ち並んでいますが、
宿場の中心地であったことを示す歴史的ポイントです。

■ 玉蔵院
真言宗の古刹で、しだれ桜の名所として知られています。
旧中山道から徒歩2分で、境内は静かで街道歩きの合間の癒しになります。


歩く人向け実用情報


コンビニ・補給情報

浦和宿は県庁所在地の中心市街地のため、補給環境は最高レベルです。

【JR浦和駅周辺(宿場エリア内)】
駅直結の商業施設「アトレ浦和」があり、食料品・飲料なんでも揃います。
コンビニは駅周辺に10軒以上あり、選び放題です。

【旧中山道沿い(仲町〜高砂)】
セブンイレブン浦和仲町店(旧街道沿い)が最も利用しやすいです。
ドラッグストアも複数あり、日用品の補充も容易です。

▶ 補給戦略:この宿場で補給に困ることは一切ありません。
次の大宮宿も都市部のため、特に心配は不要です。


トイレ情報

【JR浦和駅構内】
駅構内にきれいなトイレがあります。宿場エリアの中心に位置し確実に利用できます。

【商業施設(アトレ浦和など)】
商業施設内のトイレが利用可能です。清潔で安心です。

【コンビニ】
多数のコンビニでトイレ利用が可能です。

▶ トイレ戦略:全く心配不要です。選択肢が豊富すぎるレベルです。


休憩スポット

【調神社境内】
ベンチがあり、木陰で静かに休憩できます。
都市の喧騒から離れられる貴重なスポットです。

【JR浦和駅構内・駅前のカフェ】
スターバックス・ドトールなどチェーン系カフェが充実しています。
エアコンの効いた空間でしっかり休憩したい場合に最適です。

【玉蔵院境内】
境内にベンチがあり、静かな環境で休憩できます。


飲食・補給ポイント

【JR浦和駅周辺】
あらゆるジャンルの飲食店が揃っています。
ファストフード・定食・ラーメン・蕎麦など選び放題です。
アトレ浦和内にもレストランフロアがあります。

【旧中山道沿い】
個人経営の飲食店やチェーン店が点在しています。
昼食・夕食ともに選択肢は豊富です。

▶ 食事戦略:浦和は「うなぎの街」としても知られています。
体力回復を兼ねてうなぎを食べるのも街道歩きの楽しみのひとつです。


宿泊ポイント

【JR浦和駅周辺】
ビジネスホテルが複数あります。
浦和ワシントンホテル(駅から徒歩5分)が旧街道からもアクセスしやすいです。
ロイヤルパインズホテル浦和(駅から徒歩7分)は上質な宿泊を求める場合の選択肢です。

▶ 宿泊戦略:日本橋から浦和宿まで約24.5kmのため、
1日で歩き通した場合の宿泊地として最適です。
都市部のため予約は取りやすく、選択肢も豊富です。


注意ポイント(徒歩視点)

【駅前の人混み】
浦和駅周辺は人通りが非常に多いです。
大きなリュックを背負っている場合、通行の妨げにならないよう配慮してください。

【旧街道ルートの判別】
浦和宿エリアは完全に都市化しているため、旧中山道の痕跡が非常に少ないです。
案内板や碑を見落とすと「ここが宿場だった」という認識なしに通過してしまいます。
地図アプリで旧中山道ルートを表示しながら歩くことをおすすめします。


歩きやすさ評価

項目評価コメント
総合難易度★☆☆☆☆県庁所在地の市街地で、あらゆる設備が整っています
補給充実度★★★★★駅前商業施設・コンビニ多数で最高レベルです
トイレ安心度★★★★★駅・商業施設・コンビニで選び放題です
歩道安全性★★★★☆歩道は広く整備されていますが人混みに注意です
ナビの分かりやすさ★★★☆☆都市化で旧街道が分かりにくい箇所があります
景観★★☆☆☆完全な都市で宿場の面影はほぼ残っていません
疲労度★☆☆☆☆宿場エリアは短く疲労はありません
高低差★☆☆☆☆完全に平坦です

実際に歩いた管理人のひとこと

浦和宿は「宿場」というより「都市の中継地点」という印象が強いです。

旧街道の面影はほぼゼロで、案内板を見つけないと宿場だったと気づきません。
しかし街道歩きにおいては最高の「補給・休憩・宿泊拠点」として機能します。

調神社は必ず立ち寄ってください。兎の像と鳥居のない神社という独特の雰囲気があり、
都市の中の静かなオアシスです。

この区間を歩いた日は浦和でうなぎを食べて体力を回復するのがおすすめです。


まとめ

浦和宿は中山道第3宿で、現在は埼玉県の県庁所在地として大きく発展しています。

宿場の面影はほぼ残っていませんが、調神社・玉蔵院など歴史的スポットが点在し、
補給・休憩・宿泊の全てにおいて最高レベルの環境が整っています。

日本橋から約24.5km、中山道歩き初日の宿泊地として最適な宿場です。


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