鴻巣宿とは?人形の町と川幅うどんの中山道第7宿を徒歩で解説

中山道

鴻巣宿は中山道六十九次の第7宿で、日本橋から約50.5kmの位置にあります。現在の埼玉県鴻巣市本町〜人形付近に位置し、「人形の町」として知られています。本陣1軒・旅籠58軒と中山道の中では比較的大きな宿場で、鴻巣の人形は江戸時代から続く伝統産業です。

近くを流れる荒川は「川幅日本一」として知られ、名物「こうのす川幅うどん」は街道歩きの楽しみの一つです。

本記事では、鴻巣宿を実際に徒歩で通過する方のための実用情報をお伝えします。

この宿場を歩いた方、最新の補給・トイレ情報や気づいたことをコメント欄で教えていただけると助かります。

本記事は実際に徒歩で通過した際の情報や作成時点での最新情報をもとに作成しています。本記事は宿場町エリア内の実在情報のみを精査して掲載しています。


基本情報

項目内容
宿名鴻巣宿
所在地埼玉県鴻巣市本町・人形
宿場番号第7宿
日本橋からの距離50.5km
次の宿場熊谷宿
本陣1軒
旅籠58軒
徒歩での特徴郊外型・人形の町・川幅日本一の荒川が近い・補給良好・平坦
最終確認日2026年7月

歴史・背景

鴻巣宿は中山道の第7宿として整備されました。日本橋から約50.5kmの距離にあり、中山道を歩く旅人の2日目の終着地として利用されることが多い宿場でした。

もともと現在の北本市に「鴻巣宿」があったとされますが、慶長7年(1602年)に現在の鴻巣市中心部に移転しました。旧地は「本宿」と呼ばれ、現在の北本市の地名に名残があります。

本陣1軒・脇本陣1軒・旅籠58軒を擁し、宿場の長さは約1kmに及ぶ比較的大きな宿場でした。また鴻巣は人形製作の町としても栄え、特に雛人形・五月人形の産地として現在も名が知られています。


特徴・見どころ

■ 鴻巣宿本陣跡(本町付近)
旧中山道沿いに本陣跡を示す碑と説明板があります。
建物は現存しませんが、宿場の中心であった場所を確認できます。

■ 鴻神社(こうじんじゃ)
旧中山道沿いに鎮座する鴻巣の総鎮守です。
「こうのとり伝説」に由来する神社で、境内は落ち着いた雰囲気です。
街道歩きの途中で参拝でき、境内で休憩もできます。

■ 人形町通り
鴻巣宿内に人形店が並ぶ通りがあります。
ショーウィンドウに並ぶ人形は見て歩くだけでも楽しめます。
街道歩きならではの「地場産業の町を歩く」体験ができます。


歩く人向け実用情報


コンビニ・補給情報

鴻巣宿の補給はJR鴻巣駅周辺に集まっており、充実しています。

【JR鴻巣駅周辺(旧街道から徒歩3分)】
駅前にエルミこうのす(商業施設)があり、スーパー・飲食店・ドラッグストアが入っています。
コンビニも駅周辺に複数あります。

【旧中山道沿い】
旧街道沿いにもコンビニが点在しており、街道を逸れずに補給可能です。

▶ 補給戦略:次の熊谷宿まで約14kmと長いため、鴻巣宿で万全に補給してから出発してください。


トイレ情報

【JR鴻巣駅構内】
駅構内にトイレがあります。確実に利用できます。

【エルミこうのす(商業施設)】
施設内にトイレがあります。きれいで利用しやすいです。

【鴻神社境内】
境内にトイレがあります。

【コンビニ】
駅周辺・旧街道沿いのコンビニでトイレ利用が可能です。

▶ トイレ戦略:次の熊谷宿まで長いため、鴻巣宿で必ず済ませておいてください。


休憩スポット

【鴻神社境内】
境内にベンチがあり、木陰で静かに休憩できます。
旧街道沿いのため立ち寄りやすいです。

【JR鴻巣駅前のベンチ】
駅前広場にベンチが設置されています。

【エルミこうのす】
館内の休憩スペースで座って休めます。
エアコンが効いており、夏場は特に助かります。


飲食・補給ポイント

【こうのす川幅うどん】
鴻巣名物の幅広うどんで、複数の店舗で提供しています。
「川幅日本一」の荒川にちなんだご当地グルメです。
久良一(くらいち)など旧街道近くの店で食べられます。

【JR鴻巣駅周辺】
チェーン系飲食店(やよい軒・松屋など)があります。
エルミこうのす内にもフードコートがあります。

▶ 食事戦略:せっかくなら川幅うどんを食べて、次の長い区間に備えてエネルギー補給してください。


宿泊ポイント

【JR鴻巣駅周辺】
ビジネスホテルが数軒あります。
選択肢は多くありませんが、予約すれば確保できます。

▶ 宿泊戦略:日本橋から約50.5kmのため、
2日目の終着点としてここに宿泊し、翌朝熊谷方面へ出発するのが現実的です。
次の熊谷宿まで約14kmと長いため、鴻巣で1泊して体力回復することをおすすめします。


注意ポイント(徒歩視点)

【旧街道の道幅】
旧中山道は比較的道幅が広い区間が多いですが、
車の通行もあるため注意してください。

【次の区間の長さ】
鴻巣宿〜熊谷宿は約14kmと中山道序盤で最も長い区間です。
鴻巣宿で十分に準備を整えてから出発してください。
水分・食料を多めに持つことをおすすめします。

【夏場の注意】
鴻巣・熊谷エリアは夏の気温が非常に高いことで知られています。
夏場は早朝出発を強くおすすめします。


歩きやすさ評価

項目評価コメント
総合難易度★☆☆☆☆平坦な郊外宿場で歩行に困ることはありません
補給充実度★★★★★駅前の商業施設が充実しており完璧です
トイレ安心度★★★★★駅・商業施設・神社と選択肢が豊富です
歩道安全性★★★★☆旧街道は比較的広く安全に歩けます
ナビの分かりやすさ★★★★☆旧街道は一本道で分かりやすいです
景観★★★★☆人形の町・鴻神社など見どころがあります
疲労度★☆☆☆☆宿場エリアは約1kmで疲労はありません
高低差★☆☆☆☆完全に平坦です

実際に歩いた管理人のひとこと

鴻巣宿は中山道歩きの序盤における「区切りの宿場」です。

日本橋から約50km、ちょうど2日目の終わりにたどり着く距離で、
ここまで来ると「歩いて旅している」実感が強くなります。

川幅うどんの太い麺を食べながら、ここまで歩いた達成感を味わいました。
人形の町を歩くのも新鮮で、中山道の「町ごとの個性」が出てきたなと感じます。

翌日の熊谷宿まで14kmの長丁場に備えて、ここでしっかり休んでください。


まとめ

鴻巣宿は中山道第7宿で、人形の町として独自の魅力を持つ充実した宿場です。

補給・食事・宿泊すべて揃っており、中山道歩き2日目の拠点として最適です。
川幅うどんでエネルギーを補給し、鴻神社で旅の安全を祈ってください。

次の熊谷宿まで約14kmの長い区間が待っています。ここで万全の態勢を整えてから出発しましょう。


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