上松宿〜須原宿12.8km|小野の滝は序盤、須原宿までは長い

小野の滝(中山道・上松宿〜須原宿間) 中山道

管理人が実際にこの区間を歩いたのは2019年12月ごろのことです。日差しが強く、冬にしては少し暖かく感じる日でした。上松宿から須原宿へ向かって木曽川沿いを歩いていると、唐突に滝が現れました。

それが小野の滝です。旧中山道沿いにあり、歌川広重の浮世絵「木曽海道六十九次」に描かれた滝として知られています。

上松宿から須原宿までは12.8kmあります。小野の滝は、この区間の中間地点でも折り返し地点でもありません。小野の滝を過ぎてからの方が、須原宿までの道のりは長くなります。


上松宿から須原宿まで、12.8kmの内訳

上松宿と須原宿の間は12.8kmです。この距離は、歴史資料に残る宿場間の距離「3里9町」を現代の距離に換算した値(約12.76km)を、サイト掲載にあたり小数第1位で丸めたものです。管理人所有の中山道GPXによる実測値(約12.6km)、および記事制作用に使用しているKMLルート上の区間距離とも十分に整合しています。

起点(上松宿側)の標高は約720m、終点(須原宿側)の標高は約530mで、起終点差は約190mです。

距離12.8kmを時速5km換算で計算すると、基準歩行時間は2時間34分です(2時間33分36秒を1分単位で四捨五入)。休憩、見学、写真撮影、信号待ち、補給、任意の寄り道にかかる時間は含みません。旧中山道を外れて寝覚の床へ立ち寄る場合の時間も、この基準歩行時間には含まれていません。

区間全体は下り基調で、急坂は少ない道です。

この記事にはGoogleマイマップを掲載し、上松宿・小野の滝・須原宿の位置関係を確認できるようにしています。


上松宿を出て序盤、寝覚の床への寄り道と小野の滝

上松宿を出ると、木曽川沿いの旧中山道に入ります。この区間の一部は国道19号と並走します。国道19号はトラックの通行量が多い道です。並走区間では、旧道の標識を確認しながら旧道側を歩きます。

上松宿から街道進行3.83km地点には、セブンイレブン木曽上松寝覚店(長野県木曽郡上松町大字小川2341-1)があります。旧中山道から少し外れた場所にあり、この区間序盤の補給候補です。管理人自身が歩行時に確認したトイレはありません。

このあたりには、木曽川沿いの奇岩群として知られる寝覚の床もあります。旧中山道沿いにある立場茶屋「たせや」や、旅籠だった越前屋の付近から街道を外れて下っていくと、寝覚の床に至ります。旧中山道のルート上にあるわけではなく、立ち寄るには街道を離れる必要がある観光地です。正式な区間距離12.8km・基準歩行時間2時間34分には、この寄り道の分は含まれていません。立ち寄る場合は、別途時間を見込んでください。

木曽川の花崗岩が浸食されてできた寝覚の床
木曽川の奇岩群で知られる寝覚の床。旧中山道から外れて立ち寄る観光地で、上松宿〜須原宿12.8kmの正式距離には立ち寄り分を含みません。

全12.8kmの中では前寄りの位置に、小野の滝があります。2019年12月ごろ、木曽川沿いの道を歩いていて、想定していなかった場所に滝が現れたときは驚きました。滝のそばに立つと、マイナスイオンを浴びたような感覚があり、リフレッシュできました。

旧中山道沿いにある小野の滝
旧中山道沿いにある小野の滝。歌川広重の『木曽海道六十九次』にも描かれた中山道沿いの名所です。

小野の滝を過ぎてからの道のりの方が長い

小野の滝を過ぎてからは、須原宿までまだ距離があります。区間全体の距離の大部分は、ここから先にあります。

道の一部は木曽川沿いの崖に面しています。柵のない箇所があります。柵のない箇所を歩く際は、川側に寄らないようにする必要があります。国道19号との並走区間も続くため、旧道の標識を確認しながら進みます。

この間、管理人自身が利用・確認した補給施設はありません。

小野の滝を過ぎ、6.47km地点まで来ると、倉本駅下・国道19号沿いに、上松町が2024年8月に整備した多目的トイレがあります。上松町観光サイトで、JR倉本駅やバス停の利用者だけでなく、中山道の探訪でも利用できると案内されています。


須原宿の水舟と、須原駅までの手がかり

須原宿内、街道進行10.94km地点には、民宿すはらがあります。大桑村公式サイトで、大桑村大字須原840、JR須原駅から徒歩5分、通年営業、一棟貸し・素泊まりであることを確認しています(「徒歩5分」は参考情報です)。管理人本人が宿泊した施設ではありません。

さらに街道進行11.24km地点まで進むと、民宿すはらと同じ須原宿内にセブンイレブン大桑須原店(長野県木曽郡大桑村須原1023-1)があります。須原宿到着時・到着後の補給候補です。

須原宿が近づくと、水舟が見えてきます。2019年12月ごろ、管理人はこの水舟を実際に見ています。大桑村公式サイトでは「丸太をくり抜いて作った水舟」と紹介されています。上松宿から歩いてきて須原宿に到着した際に目にするものです。

須原宿周辺の公衆トイレについては、今回の調査で名称に複数の表記があり、正式名称・利用時間・距離を確定できていません。

須原宿からは、中央本線で塩尻方面・中津川方面へ移動できます(JR須原駅)。

JR中央本線須原駅の駅舎
須原宿近くにあるJR須原駅。中央本線を利用でき、区間歩行時の移動手段として利用できます。

▶ 宿場町ガイド
 ・出発宿場:上松宿
 ・到着宿場:須原宿
▶ 区間ガイド
 ・前の区間:福島宿〜上松宿
 ・次の区間:須原宿〜野尻宿

コメント

タイトルとURLをコピーしました