由比宿〜興津宿は、東海道の中でも静岡市内に位置する約10kmの区間です。海沿いの景色が魅力ですが、途中には薩埵峠を越えるルートが含まれています。
前半は平坦ですが、中盤でしっかりとした上り下りがあり、距離に加えて高低差もあるのが特徴です。単なる「楽な区間」ではなく、体力配分が重要になります。
この記事では、由比宿〜興津宿を実際に歩く人向けに、峠越えを含めたリアルな難易度・補給・注意点を区間内に限定して解説します。
基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 区間 | 由比宿 → 興津宿 |
| 距離 | 約10km |
| 所要時間 | 約2時間(時速5km換算) |
| 難易度 | ★★★☆☆ |
ルート概要
・海沿い+峠越えの複合ルート
・前半は平坦/中盤で峠/後半は下り
・初心者でも歩けるが体力は必要
この区間は「海沿いの絶景」と「峠越え」がセットになった特徴的なルートです。距離+高低差の組み合わせで、体感難易度はやや上がります。
見どころ
・駿河湾の海岸線(約3km地点まで)
・薩埵峠からの絶景(約4〜6km地点)
・旧東海道の峠道(石畳・山道)
特に薩埵峠の展望はこの区間最大のハイライトで、海と山を同時に見下ろす景色は徒歩でこそ価値があります。
歩くための実用情報
補給ポイント(コンビニ・自販機)
・約3km地点:自販機
峠区間(約4〜6km)は補給不可です。
必ず由比宿で水分を確保してから峠に入る必要があります。
トイレ情報
・薩埵峠展望台付近
・峠終了後の公園 など
安心して入れるトイレは数少ないので、
事前に必ず済ませるのが鉄則です。
休憩スポット
・約4〜6km地点:薩埵峠周辺(景色を見ながら休憩可)
峠付近は立ち止まって休憩できるポイントがありますが、ベンチは少なめです。しっかり座るなら終盤まで我慢する形になります。
高低差・坂の特徴
・約3.5km地点〜5.5km地点:上り(峠)
・約5.5km〜6.5km地点:下り
この区間最大のポイントが薩埵峠越えです。
傾斜はそこまで急ではないものの、連続した上りが約2km続くため、距離と合わさって確実に体力を削られます。
道の特徴
・前半:舗装路で歩きやすい
・峠区間:旧道(狭い・一部未舗装)
・後半:再び舗装路
峠区間は道幅が狭く、足元もやや不安定な場所があります。スニーカーでも歩けますが、滑りに注意が必要です。
宿泊ポイント
・約7.5km地点以降:宿泊施設あり
宿泊は興津寄りに集中しています。
峠区間内や街道沿いには宿泊施設は無いため、日没前に通過する計画が必要です。
注意・危険区間
・約4〜6km地点:峠道(滑りやすい)
・雨天時:特に危険
・夜間:街灯なし
薩埵峠は雨後や夜間はリスクが高くなります。特に下りは滑りやすく、転倒の危険があるため注意が必要です。
区間評価
| 項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| 総合難易度 | ★★★☆☆ | 距離10km+峠越えで中程度 |
| 補給充実度 | ★★★☆☆ | 3〜4km間隔だが峠区間は空白 |
| トイレ安心度 | ★★★☆☆ | コンビニ頼み+峠は無し |
| 歩道安全性 | ★★★☆☆ | 峠は狭く注意必要 |
| ナビの分かりやすさ | ★★★★☆ | 峠以外は一本道 |
| 景観 | ★★★★★ | 峠からの景色は最高クラス |
| 疲労度 | ★★★★☆ | 距離+上りで疲労あり |
| 高低差 | ★★★★☆ | 約2kmの上り下りあり |
管理人のひとこと
この区間は「楽な海沿い」ではなく、ちゃんと登る区間です。
特に峠前で補給していないと、上りで一気に消耗します。自分もここでペースが落ちました。
ただ、峠からの景色は本当に別格で、「ここを歩く価値はこれか」と感じるポイントです。
まとめ
・距離10km+薩埵峠で中程度の難易度
・海+峠の景観が最大の魅力
・補給とトイレは峠前で確保必須
初心者でも歩けますが、「平坦区間ではない」ことを理解して準備すれば快適に歩けます。
街道現地情報募集
街道歩きに役立つ現地情報を募集しています。通行止め・補給・トイレ・危険箇所など、お気づきの情報をお寄せください。
関連リンク
・出発宿場:由比宿
・到着宿場:興津宿

・次の区間:興津宿〜江尻宿




コメント