保土ヶ谷宿〜戸塚宿|東海道を実際に歩く区間ガイド(約9km・権太坂の難所あり)

権太坂の難所と攻略ポイント 区間ガイド
権太坂の難所と攻略ポイント

保土ヶ谷宿〜戸塚宿は、東海道の中でも神奈川県内に位置する区間で、江戸から西へ進む途中の重要な区間です。

距離は約9kmで、東海道の中でも有名な難所「権太坂」を含むのが最大の特徴です。都市部を抜けつつも、一気に坂道区間へと変わるため、体力を消耗しやすい区間です。

難易度はやや高めで、特に坂の対策が重要になります。この記事では、徒歩で実際に歩く人向けに、補給・トイレ・坂の位置など実用情報を詳しく解説します。


基本データ

項目内容
区間保土ヶ谷宿 → 戸塚宿
距離約9km
所要時間約1時間48分(時速5km換算)
難易度★★★★☆

ルート概要

・都市型 → 郊外 → 坂道区間
・序盤は市街地で歩きやすいが、中盤から一気に難所へ
・初心者にはややきつい(坂対策が必要)

保土ヶ谷宿を出発すると、しばらくは住宅地と幹線道路沿いを進む比較的歩きやすい区間です。
しかし約3km地点から「権太坂」に入り、一気に登りが続くため、ここが最大の山場になります。


見どころ

・権太坂(東海道有数の難所)
・旧東海道の雰囲気が残る道筋
・武相国境の地形変化

権太坂は徒歩で歩くと「想像以上に長い坂」で、特に後半の緩やかな登りが地味に効きます。
車だと一瞬ですが、徒歩では約20〜30分ほど登り続ける感覚になります。

また、坂を越えると一気に景色が変わり、郊外的な雰囲気になるのもこの区間の特徴です。


歩くための実用情報


補給ポイント(コンビニ・自販機)

・保土ヶ谷宿〜権太坂入口:徒歩5〜10分(約400〜800m)間隔でコンビニあり
・権太坂区間:約1.5km補給ほぼなし
・坂を登り切った後:徒歩10分(約800m)で補給復活

補給が途切れる区間あり(権太坂)

特に重要なのは「坂に入る前に必ず補給すること」です。
保土ヶ谷宿出発後、約2.5〜3km地点までに水・軽食を確保しておくべきです。


トイレ情報

・保土ヶ谷宿周辺:コンビニ多数で利用可能
・権太坂区間:公衆トイレほぼなし
・坂を越えた先:コンビニ利用で対応

トイレは坂前に必ず済ませるべき区間

権太坂に入ると約20〜30分トイレに行けないため、事前対応が必須です。


休憩スポット

・保土ヶ谷宿周辺:公園・ベンチあり
・権太坂:基本的に座れる場所なし
・坂頂上付近:短時間の立ち休憩のみ可能

おすすめ休憩地点:坂に入る直前(約2.5km地点)

坂の途中ではほぼ休めないため、「入る前にしっかり休む」が鉄則です。


高低差・坂の特徴

・約3km地点から権太坂開始
・登り区間:約1.5〜2km
・傾斜:前半急、後半は緩やかだが長い

この区間の最大の難所

特に後半のダラダラした登りが脚にくるため、ペース配分が重要です。


道の特徴

・序盤:歩道ありで安全
・権太坂:歩道ありだが傾斜きつい
・分岐:比較的少なく分かりやすい

基本的には一本道に近く、ナビはしやすい区間です。
ただし旧道ルートを選ぶ場合は分岐に注意が必要です。


宿泊ポイント

・保土ヶ谷駅周辺:なし
・戸塚駅周辺:ホテル多数(10,000円~)
・ネットカフェ:東戸塚・戸塚駅周辺にあり

節約派は戸塚まで進むのがおすすめ

保土ヶ谷よりも戸塚の方が選択肢が多く、価格もやや安い傾向です。


注意・危険区間

・権太坂:長時間の登りで体力消耗
・坂区間:歩道はあるが車の速度が速い
・夏場:熱中症リスク高い

特に夏は「坂+日差し」で一気に体力を削られるため、朝スタート推奨です。


区間評価

項目評価コメント
総合難易度★★★☆☆権太坂の存在で一気に難易度が上がる
補給充実度★★★★☆前後は充実だが坂区間で約1.5km空白あり
トイレ安心度★★★☆☆坂区間は完全に空白で事前対応必須
歩道安全性★★★★☆基本安全だが坂で車の速度が速い
ナビの分かりやすさ★★★★☆一本道で迷いにくい
景観★★★☆☆都市→郊外の変化はあるが単調気味
疲労度★★★★☆坂で一気に疲労が溜まる
高低差★★★☆☆権太坂が明確な負荷になる

実際に歩いた管理人のひとこと

この区間は「権太坂をどう攻略するか」で評価が変わります。

正直、坂そのものよりも「長さ」がきついです。
特に後半のダラダラした登りは、脚が止まりそうになる感覚があります。

自分は坂前に水を買っておいて正解でした。
ここで補給していなかったらかなり厳しかったと思います。

「坂前に休む・補給する」だけで体感難易度はかなり変わります。


まとめ

・約9kmで距離は短いが、権太坂で難易度上昇
・補給・トイレは坂前に必ず済ませる
・初心者はやや注意が必要な区間

東海道の中でも「最初の本格的な難所」と言える区間です。
ここを越えられれば、その後の区間にも対応しやすくなります。


街道現地情報募集

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・出発宿場:保土ヶ谷宿

・到着宿場:戸塚宿

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